人生成り行き

立川談志とイチローに憧れるソフトウェアエンジニアの日記

僕が感情の支配から抜け出す日記

この日記を書こうと思ったきっかけ

最近の僕

僕は最近、すごく辛かった。 生まれて初めて、人に期待され、そしてそれに答えられない自分にいつも嫌気がさす。そんな経験をしていた。

例えば仕事。

仕事は残業続きなのに、全然仕事が終わらない。 生産性の低い自分がすごく嫌いで、その自分を仕事の同僚や上司がいつも責めている気がしている。 「なんだ、そんなことも出来ないの。こんなに時間かけてるのに。」って。

特に、上司が僕のミスや進め方の悪さを指摘するたびに、その表情が曇っていることにすごく不安を感じる。 やっぱり、僕のことを仕事が出来ないやつだと思っているんだろうなって。 で、その上司のことがどんどん怖くなっていく。怒られないように、指摘されないように、仕事をするようになってしまった。

指摘されるたびに、確かにそうですよね。なんで出来ないんだろうって、なってしまう。で、どんどん自分のことが嫌いになってしまう。

例えば結婚生活。

最近結婚して大好きな嫁と毎日を過ごすようになった。

嫁は、僕にこれをやってほしい。あれはやらないでほしいって、お願いする。 でも、僕は時々、それを忘れてしまう。 「だからこれやってって言ってるじゃん。何回言えばわかるの?」って、そんなセリフを嫁に言わせてしまう。そんな自分も嫌い。

妻のひとこと

ある日、「僕は今、爆発しそうになっているんだ」と嫁に相談した。

会話はこんな感じだったと思う。

「僕は君のことが好きなんだよ。でもそんな君の期待に応えられない。そんな自分が最近嫌いなんだ。 "やってあげる"ということが、"やらされている"という感覚に変わることがよくあるんだ。 僕が自発的に何かをやろうとする前に、君はいつも「これをやって。あれをやって。」と、いうけれども、僕にはそれが負担になるんだ。 僕の自由が制限されているような感覚になってしまう。 それは最近仕事でも同じなんだ。上司から逐一指示を受けて、自由にやらせて貰っている感覚が全く無いんだ。そのせいで僕はやる気が出なくなっちゃうんだ。 すごく不安になっちゃうんだ。僕は誰かの期待に応えることも出来ないのかって。」

「あなたは人に優しすぎる。人の言われることは何が何でもやらなきゃいけないように感じてしまう。 自分の意見を持つ前に、まずやってあげたくなっちゃう。でもそんなことやってたら辛いよ。 何かをやるときには、自分がどうしたいのかっていうのを言わないと。 全部抱えて、嫌な気分になって、その結果やってあげられないんだったら、「やる」って言って相手を期待させちゃだめだよ。 自分も相手も、誰も得しないよ。」

その後、嫁は続けて僕にこう言ってくれた。

「悩みがあったら相談してね。好きなことやってもいいんだよ。」

僕はその言葉に救われた。

「好きにやってもいいんだよ。」

僕に指示を出していた嫁自身がそんな言葉を発した。

なぜ指示を出す君自身が、それを言うの?言わなきゃいいじゃん。 そんな混乱を抱えながら、でもなぜだか僕は、世界と生き方の捉え方が広がった気がした。

僕が選び取る、僕の人生

僕はこれまで、何かをやってほしいって、人にお願いすることが苦手だった。 すごく苦手で、人からなにか好意を受け取ると、すごく居心地が悪くなった。 なんでみんなそんなことしてくれるんだろう。僕は欲しいって言ってないのに。

「そんなに僕に好意をくれても、僕はそれが欲しいって言ってないよ。だから、勝手にくれただけ。僕にはそれを返す義理は無いよ。」

そうやって、自分の罪悪感を消していた。 そうやって、罪悪感を消すために、僕はあれが欲しい、これが欲しいって、主張しなかった。そう。責任から逃げるために。 でも何かが違う気がする。ここに何か、僕が意識しないといけない、世界との繋がりがある気がする。

自分に正直に生きるためには、責任が絶対に発生する。その責任すら僕は取ってこなかったんじゃないか。 人に指示されるまま生きていれば、その人に責任をなすりつけて生きていけるのではないか。

そんなずるさが、僕の中で巣食っていたのではないか。

思えば僕は、人生において自己責任を取らないように取らないように生きてきた気がする。

中学でやりたかったバスケ。でも小学校の頃の野球部のコーチに「もったいない。。」と言われて、それに流されて中学でも野球をしてしまった。

行きたかった大学。でも僕は、先生の「〇〇工業大学じゃなくて〇〇大学の方が、一般教養も学ぶことができるからおすすめだよ」という言葉に流されて、大学を決めてしまった。

そうやって、人生の大事な決断をするときにも、人の意見に流されて生きてきた。

そんな、僕の人生を、僕の手の中に取り戻すための活動を、この日記で綴っていきたいと思う。

誰か、見てくれるかな。見てくれなくてもいいや。

だって、僕の人生なんだから。誰に決められるわけでもない。僕が選び取っていくんだ。これからは。

分厚く立ち込めていた靄が、晴れていく。そんな気がする。